活版印刷とは?

中世の活版工

タイトルがショッキングですが…… 中世フランスの活版工が出てくる話で、印刷仲間から薦めてもらいました。猫の大虐殺 (岩波現代文庫)作者: ロバートダーントン,Robert Darnton,海保眞夫,鷲見洋一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/10/16メディア: 文庫…

高島義雄 『傳書 活版技術』

ここで書いたエントリで読みたいと思い、ここで書いたエントリで知り合いに落札してもらった(させた?)、幻の本、高島義雄 『傳書 活版技術』を、その知り合いにお借りしたのだ! 読み物ではなく資料なので、はじっこから読み進めるとかはできない。それで…

友人が印刷しに来た

自分の年賀状が終わってここに書くことが無くなったと思っていたところ、友人Mがうちに来て印刷をして行きました。 この友人Mは、わたしが活版にのめりこむ元凶を作った人物で、うちのアダナの共同出資者(オークションで落札した後に話を持ちかけたら、ここ…

試し刷りと校正

組版ができてからしばらく放置してましたが、今日は試し刷りと校正をしました。 ひと言で試し刷りと行ってますが、組版と試し刷りの間にはこれまた地味な作業があるんですけどね。チェースに版を組み付けるとか、印圧調整とか、紙と版の位置合わせとか。ま、…

組版したよ

活字屋さんから活字を送ってもらったので、組んでみました。 組版の作業は、ステッキという道具を使います。ステッキは、手に持って、一定の長さ(行の長さ)に文字とスペースを並べるためのものです。和文も欧文も同じ行程を踏みます。私のステッキは、アダ…

和文印刷の流れと文選

和文印刷のだいたいの流れはこのようになっています。 1. 原稿を作る 2. 文選する 3. 組版 4. 試し刷りと校正 5. 本刷り 2の文選とは、馬棚に並んだ活字ケースから、原稿に使われている文字を選び拾うことを言います。欧文は文字数(アルファベット)が少な…

おおまかな説明

昨今の印刷物といえば,ほとんどコンピュータで作っていますよね. パソコンとプリンターがあれば,誰でも印刷できる時代です. でも,デジタル化が始まる以前には,新聞や雑誌,書籍だって 活版で印刷していたのです.つまり,活版とはアナログな印刷方法で…