活字でクラフト〜迷子札をつけた猫

うちの猫が首輪を付けたがらないのはここで書きましたが、その後、猫が発情期に入りまして、これはチャンスと思って、もう一度首輪を付けてみました。


なんでチャンスかというと、発情期の猫は常にそわそわしていて心ここにあらずな状態なので、首輪に対する違和感が薄れる(それどころじゃないニャ!)のではないかという予測ができるからです。さっそく、首輪を装着。おお、予測通り、あまり気にしていない様子。1時間に1回くらいの割合で、首輪をちょっといじっているけれども、この調子でいけばすぐに慣れるだろうと思われました。ふふふ、うまくいった。
と、安心していたその日の夜、事件は起こりました。わたしが本を読みながら、猫の相手をしていたところ、猫が部屋の隅でなんだかごそごそしているのです。ゴミでも見つけてひとりで遊んでいるのかと思い、様子を見てみると、なんだか口を動かしてモグモグしていました。ん? なにか食べてる? 何を食べたのかと近寄ってみると、なな、なんと! 証拠写真をご覧ください。


迷子札が半分なくなってるー! 周囲に迷子札のかけらはありませんでした。まさか、迷子札をかじって食べてしまうとは……想定外です。たしかに、オーブン粘土を焼き上げて作った迷子札は、消しゴム程度の柔らかさで、ぐいっとひねればちぎれる程度でした。猫の歯で咬みちぎれないことはないけれども……



猫に一言
食べちゃうのは反則ニャ!