こどもたちに活字を使ってもらう1

わたしは美術教室でバイトしているのですが、そこの先生から「活字を使って、こどもの授業やってみない?」と言われて、やることになりました。


活字で何をやるかというと、これしかないです。オーブン粘土に型押し。園児から高校生までの生徒達に、活字でネームプレートを作ってもらうことに。

授業の趣旨は「こどもに本物の道具を触らせること、こどもが楽しく作れること」にあるので、今回は印刷という本来の活字の使い方はできないのですが、こういう道具が世の中には存在するのだということを知り、体感してもらえるカリキュラムになっています。

使う活字は、アルファベット数書体と花形。本当は四号以上のひらがなあたりが使いやすいのですが、うちの四号ひらがながそろっていないので、アルファベットに。できあがった作品が、今は読めなくても、数年後には読めるようになるし、名前の書いてある作品はずっととっておいてもらえるはず! という先生の言葉もあって、これに決定しました。

ほんとはねー、アダナ5台くらい並べて、ひらがなで自分の名前だけの名刺でも作ってもらいたいところなんですけどねー。ま、そのへんは東京印刷博物館に行けば、体験講座ができるのでね。

授業の詳細は「たまあーと創作工房」のブログでもレポートされてますので、興味のある方はそちらも参考にしてください。