欧文のスペーシング

3人目と4人目の名刺印刷をしている途中、欧文役職名に気になるところがありました。活字を単語の通りに組んで試し刷りをしたところ、隣りあった文字の間が広く見えるところと狭く見えるところがあるぞ! ということで、スペーシングという作業の出番です。
まずは画像をご覧ください。

スペーシング前は、「R」と「e」の間が広く見え、その直後の「ece」がくっつきすぎているように見えます。そこで「ece」の各文字間に薄い込め物(ヘアスペース、髪の毛のように薄いの意)を入れて、全体の文字間が均等に見えるように調整すると、スペーシング後の画像のように、違和感のない並び方になります。
今回私はヘアスペースとして、細く切った紙を使いましたが、本当は金属製のヘアスペース(0.5ポとか1ポとか)を使うのが一般的です。そのうち、買いそろえなくちゃなぁと思っています。