6人目まで刷った

横書きの音引きを使って5人目の名刺を刷りました。

最初に、うちにある8ポ和文と並べて刷ったら、送ってもらった音引きは少し高い(活字が長い)らしく、音引きだけが紙に強く押しつけられていました。こういうときは、活字の裏を少し削って高さを調整します。細かい目の紙ヤスリを使い、削りすぎないように何回か試し刷りをしながら高さを合わせます。かなり地味な作業です。つか、活版印刷そのものが地味な作業という印象ありますが、実際やってみると、想像以上に地味な作業がたーっくさんあるわけで。
ちなみに、逆に活字がひとつだけ低い場合は、活字を横たわらせて胴体をトンカチでやさしくトントンすると、金属が伸ばされて高くなります。

調子に乗って、6人目の名刺も刷りました。名刺立て(100均のアレ)を3人目の印刷の時から増やしたので、一度に2人分刷れるようになったのだよキミ! さあ、あと1人分刷れば初仕事完了ですー。