ヤフオクで資材購入

先日の凸凹フェスタで、欲しかったステッキ*1を買えなかったので、ヤフオクで検索してみました。

……売ってる。凸凹まつりで売っていたのより長くて激安なステッキが。でも錆びてる。使える状態なのか、出品者に質問したら、使える状態だという。買いだな。同じ出品者が出している亜鉛板(バスの回数券の地紋)と五号込め物も同時に買うことに。
落札して(競合者はいなかった)、出品者さんからの連絡で、木インテルや罫線などをおまけで送ってくれるという。もしやこのお方は、活版をやめた印刷業の方では! ということは、もっか私が購入を先延ばしにしている(もう観念してバイトを増やせばよいのだ)8ポ明朝ひらがなを売ってくれるかも! さっそくひらがなのことを打診すると、売ってくれそうな気配。ひらがなのケースの画像を送ってくれた。ひらがながみっちり入っている。下の段には句読点や括弧の類まで。わたしが出せる金額を伝えると、承諾してくれた。さらに、ここのブログを読んでくれて、ハガキや名刺用紙、名刺見本帳なども送ってくれるという。いいんですか! どんだけ親切ですか! ありがとうございますって何百回言えばいいですかー!

というわけで、荷が届きました。今日はおまけの数々を並べて記念撮影です。大人数だから、みんな、詰めて並んでねー。

うちで紙を切るときどうするか訊かれたんだけど、色上質紙の名刺やハガキは、もしかして断裁してくださったのかしらん。なんというお心遣い!

こ、これは、活字屋さんの見本帳じゃないですか! あー鼻血出そう。


最近思うのですが、活版関係で知り合った人々は妙にいい人ばっかりだし、入手困難なはずの活版道具が自然にわたしの元に集まってくるような気がするのは、なぜなんだろう。も、もしかして、わたし……活版の神様に、愛されちゃってる……?

*1:今使っているのは、小さくて、あまり精度がよくないらしい。ステッキ上で4行くらい重ねて組むと、1行目と4行目の長さが微妙にずれる。和文なら問題ない程度の差だが、欧文には不適。