インテルとスペース

活版印刷では、版を作るときに四角くなるように活字と共に余白部分も埋めなければなりません。その時に使うのがインテルやスペース。インテルは主に行間を埋めるための長い板。スペースは活字と活字の間や行の先頭末尾に、活字と同サイズのものを使います。


うちでは、欧文活字と共に大量のスペース類が、各サイズごとのブリキ缶にごちゃっと入った状態で送られてきました。こりゃ仕分けしなきゃ使えない、ということで、今は100均で買ってきた薬ケースに入れて使ってます。ちょうどスペースの種類が5分、4分、3分、2分、全角、2倍、それ以上の7種類だったので、1週間分の薬ケースが重宝してます。


インテルは、名刺サイズ〜ハガキサイズの木インテルが付いてきましたが、数が足りなかったり厚さや長さのちょうど良い物がなかったりするので、必要なときにアルミ板やアクリル板で自作してます。