組版したよ

活字屋さんから活字を送ってもらったので、組んでみました。
組版の作業は、ステッキという道具を使います。ステッキは、手に持って、一定の長さ(行の長さ)に文字とスペースを並べるためのものです。和文も欧文も同じ行程を踏みます。私のステッキは、アダナ本体と一緒に付いてきたドイツ製のもの。ステッキの名の由来は「composing stick」→「stick」→「スティック」→「ステッキ」と日本語化したかららしいです。

ステッキは小さいので、4行分くらい並べたら、植字台の上に置いて、また数行ずつ作りながら一枚の版を作っていきます。

全ての文字を並べ終わったら、行間や余白の具合を調整します。今回は年賀状用ということなので、小さな絵(消しゴム版画にしようかな)を入れるスペースを作ってみました。次回は試し刷りしますよー。